型にはまりすぎる学校
こんにちは、学校の先生です。
楽しいことが大好き。面倒くさいことは嫌い。仕事もできればしたくない。
だけど、子供たちの笑顔は大好き。
いかにラクしながら、子供たちが楽しく笑顔で学べる授業を作るため、日々奮闘しています。
コロナ禍…学校はどう変化した?
私の勤務する学校での話ですが、コロナが影響で変わったことは、特にありません。
3蜜回避のために、職員室での会議は、各教室に分散してのZOOM会議になったことぐらいでしょうか。
というか、コロナの影響で、どの学校も忙しくなったのではないかと思います。
休校になった分を取り返すための授業、休校に備えての教材の準備、消毒、授業内容の制限…増えた業務は、数え出したらキリがないでしょう。
しかし、子供たちには申し訳ないですが、1番良かったと思うことは、学校行事が少なくなったことでしょうか。行事がなくなるということは、それに伴う業務が減るということですからね。
ムダなことと必要なこと、学校は考えるいい機会になったのではないでしょうか。
学校はやっぱりマジメですね
コロナの影響でせっかく、ムダなことと必要なことを分けたのに、来年の予定を見ると、あらビックリ!
例年と、何にも変わっていません。
学校行事も、それに伴う会議等の予定も、その内容も。
一時期、社会では9月入学に関しての動きがありましたが、全社会を巻き込む形になるため、断念したことがありました。
それと同じく、各学校でも、大きく変化することに対して、大きなリスクを抱えているのでしょう。
しかし、それでは何も変わってはいきません。
教員志願者の大きな減少や、離職者が増えたことが物語っているように、学校の在り方に関して、大きく変化することが必要なのです。
定時退勤でも、部活動顧問廃止でも、やろうと思えばすぐにやれることでしょう。
しかし、やはりうまくいかないのが学校
従来の型にはまっているのは窮屈で動けません。
私たちが声を挙げ続けていかなければなりませんね。
卒業式でナニ話す?
こんにちは、学校の先生です。
楽しいことが大好き。面倒くさいことは嫌い。仕事もできればしたくない。
だけど、子供たちの笑顔は大好き。
いかにラクしながら、子供たちが楽しく笑顔で学べる授業を作るため、日々奮闘しています。
やってきました、卒業シーズン。
卒業学年の先生たちは、今が一番大変な時期でしょうか。
本当にお疲れ様です。
卒業式ナニ話す?
子供たちがこの学校で過ごす最後の日。
担任としての最後の仕事。最後に何を伝えようか、悩む先生も少なくないでしょう。
〇年間頑張ったと、ねぎらいの言葉もよし。
これからも頑張れと、激励の言葉もよし。
間違いなんてありません。どれも心のこもった大切な話。
けど、卒業式の話ってあんまり覚えてないんよな
私自信がそうでした。
その時はちゃんと聞いていたかもしれません。
だけど、今は何を話していたのかまったく思い出せない。
子供たちなんてそんなもんでしょうか(笑)
卒業式なんて、次から次に起こる楽しいことで、子供たちは上の空。
どんなに心を込めても、入らない子には入らない。
悲しいかな、それが現実です。
一人の心を動かせたなら、それでいい
授業作りもそう、全員に対象を絞ると、いいアイデアでも使えなくなることがあります。
もちろん、全員の心を動かすことができるなら、それに越したことはないですが、なかなか難しいのが実情です。
そもそも、考え方も10人10色の中で、たった1人でも、私の言葉に共感してくれたなら、それでもいいじゃないですか?
その一人が、その考え方を広めてくれるかもしれないし。
社会だって、共感のコミュニティで形成されているようなもんです。
ちなみに私が卒業生を送り出すときには、
激励or感謝
のどちらかを使います。
しかも、話す内容は1種類ずつのみ。
「物事は起こるべくして起こる」
「これからいろんなことが起こるけれど、それは起こるべくして起こっていること。
楽しいことならもちろんいい。
悲しいことやつらいこと、きついことも、これからきっと起こる。けれど、それは今のあなたたちに必要のことだから起こっているんだよ。
どんなにきつくても、それは、今成長のために必要なことだから、何があっても腐ってはいけない。」
これは健常者向け。激励で締めます。
支援学校であれば感謝の話。
「みんなのおかげて楽しかったよ。ありがとう。」
最後まで自己肯定感を上げる話でまとめます。
これに話し方やトーンなど、生徒に合わせて少しアレンジすればいいでしょう。
あくまでも私の考えですが、何か役に立つことがあれば幸いです。
アイキョウはサイキョウ
こんにちは、学校の先生です。
楽しいことが大好き。面倒くさいことは嫌い。仕事もできればしたくない。
だけど、子供たちの笑顔は大好き。
いかにラクしながら、子供たちが楽しく笑顔で学べる授業を作るため、日々奮闘しています。
可愛がられたら勝ち
特別支援学校には、健常者のように、自分で自分のことが出来ない子供たちが多く在籍しています。
発語がない子、トイレに一人で行けない子、服を一人で着られない子、文字を書けない、読めない子、本当に様々です。
しかし、特別支援学校の先生たちで、そんな子たちを見て嫌な顔をする人は1人もいません。
もちろん仕事だと割り切っている人もいるでしょうが、多くの先生は楽しみながら子供たちと関わっています。
だって可愛いから
どんなに障害が重かろうが、みんなとにかく可愛い。
私たちには絶対出せないような愛嬌を持っているのです。
大変なことがあっても、この愛嬌のせいで最後は笑って許してしまうのです。
もっと素直に
私的に、愛嬌の一番大きな部分は「素直さ」ではないかと思っています。
支援学校の子どもたちは、とにかく喜怒哀楽を激しく出します。
嫌なことは嫌なのです。人目をはばからず、ワンワン泣きます。
嬉しいときは嬉しいのです。満面の笑顔で、全身を使って喜びを表現してくれます。
自分の感情に素直になるだけで、特典として愛嬌もついてくる。
いいですね。私たちも素直になれたら、どんなにラクになることでしょう。
本当に、子供たちからはたくさん学ぶことがあります。
先生だって楽したい!
遊びながら学べる授業を
楽しいことが大好き。面倒くさいことは嫌い。仕事もできればしたくない。
だけど、子供たちの笑顔は大好き。
いかに楽しながら、子供たちが楽しく笑顔で学べる授業を作るため、日々奮闘しています。
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私の紹介とブログで伝えたいこと
初めまして、学校の先生です。
特別支援学校で体育の先生をしています。
人の笑顔を見ることが大好きです。
ありがたいことに、新卒1年目から現在まで働いている学校は、人間関係良好、定時で帰ろうと思えば帰れる、風通しも抜群!という、超ホワイトな職場にいます。
一般的に、学校はブラックな職場だと言われています。
学校の業務内容は、大きく分けて3種類。
➀学校を回すための業務(雑務)
➁生徒指導
③授業準備
3つだけですが、業務内容が多すぎるのです。
➀は面倒くさいだけで、すべてシステム化されているため、慣れればどうってことありません。
大変なのは➁と③
先生の仕事の中核とも言えるものですが、
➀は絶対にしなければならない業務なので、➁と③は必然的に優先順位が下がってしまいます。また、柔軟性や臨機応変さ、経験、対話力・・・たくさんの力が必要です。
ただでさえ忙しいのに、一番大変な➁と③が後回しになり、時間に追われ、潰されてしまうのです。
先生が体調を崩してしまうほとんどの原因が、➁と③、あとは職場の人間関係と言われています。
面倒くさいことが嫌いな私にとって、現在の職場は最高の働き場所ですが、人は欲が多いものですね。
もっと、ラクしたい、遊びたい、楽しくなりたい、そう思うようになりました。
そんな私が考えたのは、➁と③のシステム化。
こんなときはこうする
というのを多く作り、引き出しを増やすことで、徐々に自分の中でシステム化されていきます。
「遊びながら学べる授業ができる先生は強い」
大学の先生に教えてもらった言葉です。
私自身も、「自分が遊べる」を一番に考えた授業をしています。
一度、自分の中でシステム化してしまうと、仕事の負担がぐっと下がります。
先生が楽をするのは悪いことではありません。
楽をした結果、先生も生徒にとってもWIN-WINになれば一番いいですよね?
それに、先生が楽しそうだときっと子供たちも嬉しいはずです。
このブログでは、学級経営の工夫や、授業づくりの内容など、授業や生徒指導をシステム化していくためのヒントを発信していきます。
先生だけではなく、子育て中の保護者の方にも役立つことも出していきますので、末永く、お付き合いしていただけたらと思います。
子供たちはこれからの世代を担う大切な宝物です。
たくさんの笑顔を作っていきましょう。